みつのCTF精進記録

プログラム書いたりCTFやったりするゆるゆるなブログです。

高専カンファレンス in 小山 2019 で発表してきました!

11/3 に小山高専高専カンファレンスが開催されました!
主催はもりとさん (@CraftKap) で、アーカイブはこちらに残っています。興味があればぜひ見てください。
www.youtube.com

動機

プレゼンをしたきっかけは、実は今まで手打ち ELF の記事をあげようにもあげれなかったからです。
本当はプレゼンの内容よりももっと詳しいバイナリのフォーマットの話をブログに上げようと思っていました。しかし記事の文字数が大変なことになり、書くのも疲れ、図も作るのが大変で……というようなことが積み重なり結局断念してしまいました。しかし意外と手打ち ELF の人口が少なく、内容もそれなりに面白いと思ったのでとにかく誰かに伝えたいという気持ちは残ったままでした。
その時丁度良くもりとさんが小山高専高専カンファをやるということを教えてくれました。スライドならそこまで詳しく作る必要もなく、さらに実質的な納期も決められているためやる気が出るかと思い、そのままの勢いで参加したのです。まあその結果があのプレゼンだったわけですが……。

全体の雰囲気

発表者側も聞き手側も想像以上に強い人が多く、自分が発表する直前までとにかく緊張感で押しつぶされそうでした。特にゲームを作る話や自作 CPU の話が印象に残っています。
また自分の直前に発表された方も 3D プリンタを駆使してみていて面白いものをたくさん作っていて、特にヤンセン機構のものは親近感を覚えました。(中学生のころ初めて作った歩行ロボットがこの機構を利用していて、当日展示していたゲームのタイトルもこれがモチーフでした)
あとは想像以上にハード屋さんの割合が多く、自分の発表は受け付けてもらえないかもしれないと結構不安でした。
しかし実際発表し始めると不安も全部消し飛びました。運営の進行がスムーズで、機材もしっかり調整されていて問題もなく流れるように進んだからです。この点は特に運営側の方に感謝しているところです。
その後も楽しく参加することができ、最後の写真撮影まで気持ちがある程度引き締まった最高の状態でいられました。とにかく楽しかったです!

発表について

とにかく反省点が多いです。そもそも初めてのプレゼンで 20 分枠を問題なく話すのが無理な話で選択を間違えた気がしました。またスライドの枚数が 110 枚を超え、発表が物量の嵐でした。多分聞き手側は何を言ってるのかさっぱりだったと思います。また聞き手側への配慮も足りませんでした。アセンブリや readelf コマンドなどを知ってるものとして進めてしまいましたが、勉強しているジャンルが違う方には意味が分からなかったと思います。
またプレゼン時間も結局 3 分程オーバーしてしまいました。
あとオタク特有の早口。これは時間的に丁度いいペースだったと思いますが一般的にはアウトです。あと言い間違いによる間違った情報の公言にも恐れすぎていたかもしれません。
プレゼンは何度も発表して場数を踏むことが一番の練習になると思っているので後悔はしていません。しかしちゃんと反省はしなくてはいけないなと感じました。

発表してよかった点として、自分が好きでやってることに対する周りの人の感想が聞ける点です。低レイヤer の人口の少なさや見られ方が意外とよくわかった気がします。
あとは多くの高専生と話すことができたこともいいことでした。

終わった後

同級生の友達と幣の花火を見てました。もっとも自分は強い光と大きな音がダメなのでビクビクしながら楽しんでいましたが……。でも毎年見てますよ!実行委員の方にはお疲れ様を言いたいです。
その後は人ごみにもまれながら帰りました。

楽しい時間をありがとうございました!
最後に自分の使ったスライドを適当においておきます。多分進むのが速すぎてよく読めなかったと思うのでぜひ。